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ソフトバンクの大失速で風雲急を告げるパ・リーグ優勝争い MVPは誰の手に?

8月に入って首位の座をガッチリ掴んでいたソフトバンクが、マジックに王手をかけてから1勝7敗と大失速。2位のオリックスもそれに歩調を合わせていたが、24日、25日の西武戦に連勝してゲーム差は0.5まで接近した。

オリックス

リリーフ陣の頑張りが目立つ上位2チーム

 8月に入って首位の座をガッチリ掴んでいたソフトバンクが、マジックに王手をかけてから1勝7敗と大失速。2位のオリックスもそれに歩調を合わせていたが、24日、25日の西武戦に連勝してゲーム差は0.5まで接近した。

 ソフトバンクは141試合を消化して77勝58敗6分、オリックスは136試合を消化して76勝58敗2分と、勝敗はほぼ五分。消化試合の差から、25日終了時点でソフトバンクは自力優勝の可能性が消滅してしまった。またオリックスは、順位は2位ながら優勝マジック7が点灯した。

 シーズンを通して、ソフトバンクとオリックスの2チームが首位の座を争ってきた今季のパ・リーグ。「9人ローテ」と呼ばれる充実した先発陣を抱え、五十嵐、森、サファテ、岡島、森福らの安定感のあるリリーフ陣、そして打撃10傑に5人が名を連ねる、リーグトップのチーム打率と、ソフトバンクは圧倒的な選手層でシーズンを戦ってきた。

 一方のオリックスは、リーグ唯一のチーム防御率2点台(2.87)が表す通り、投手力とディフェンス力で接戦をものにしてきた。

 スポーツコメンテーターの飯田哲也氏は、ソフトバンクの今季の戦い方、そして注目のMVP候補をこう語る。

「本当にここにきて、どちらが優勝するかまったく分からない状態になりました。仮にソフトバンクが優勝した場合、MVPは五十嵐亮太にあげたいなと思います。昨日は負け投手になってしまいましたが……。

 ソフトバンクは中田、スタンリッジ、摂津が2桁を勝ち、それ以外の先発投手もしっかり仕事をしているのは事実です。ただ、彼らを支えているのが強固なリリーフ陣なのは間違いありませんし、先発投手はこのリリーフがいるからこそ、安心して投げられます。5回までゲームを作ればいい、というのは精神的にも楽だと思います。そのリリーフ陣の中でも、今季頑張ったなと感じるのは、五十嵐です」

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