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横浜DeNA・三浦大輔が今季残した球団記録 工藤、山本昌を超えられるか

来季、プロ24年目のシーズンに挑む三浦大輔投手。今シーズンは15試合に登板し、5勝6敗。コーチ兼任という形だったが最後までCS進出を目指して投げ続けていた。

DeNA

三浦の持つ5つの球団最年長記録

 中畑清監督の来季の続投が決まり、横浜DeNAの春田オーナーは優勝を厳命した。日本一になった1998年以来のチャンピオンになるべく、戦力補強に動き出すだろう。一部報道ではメッツの松坂大輔投手、国内FAのオリックスの金子千尋投手の獲得を目指すという。とはいえ、今季12勝6敗の久保康友、11勝9敗の井納翔一、9勝9敗のモスコーソ、8勝4敗の山口俊の現状のローテ投手陣でも、期待が膨らむ面々である。

 忘れてはいけないのが、来季、プロ24年目のシーズンに挑む三浦大輔投手。今シーズンは15試合に登板し、5勝6敗。コーチ兼任という形だったが最後までCS進出を目指して投げ続けていた。

「目の前で優勝の光景を見ると、悔しさもある。目指すところはあそこなのでね。目に焼き付けて来年優勝できるようにがんばりたい」

 巨人の胴上げを目の当たりにした三浦は誰よりも、優勝に飢えていた。

 横浜の街が熱狂した1998年。マシンガン打線に安定した先発陣、リリーフ陣、そして大魔神・佐々木主浩がいた強力メンバーで日本一になった。現役選手でチームに残っている当時のメンバーは三浦だけ。その後、チームは低迷。親会社もマルハ、TBS、DeNAと変わっていった。ただ、野球をやることには変わらない。「もう1度、優勝を味わいたい」と言い続けてきた。

 40歳の三浦は今季、成績は伴わなかったが、輝きをみせた瞬間もあった。8月7日の巨人戦で見事、9回1失点完投勝利。40代の完投勝利は2010年9月4日に中日・山本昌が達成して以来のこと。8月は4試合で3勝0敗。防御率は1.20。7年ぶりに月間MVPを獲得した。

 この完投した登板で3つの球団最年長記録を更新。40歳7か月の完投、完投勝利、無四球完投勝利だ。

 また、2013年6月12日のロッテ戦では39歳5か月で完封。同6月5日のソフトバンク戦では8回2失点で負け投手になったものの10奪三振。完封と2桁奪三振の球団最年長記録も三浦が持っている。投げれば記録、と言われる山本昌のような存在になりつつある。

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