今年も誕生の予感 プロ野球選手の親子鷹

元プロ野球選手を父に持つ明大・山崎福也もドラフト上位候補

 そのほかにも横浜DeNAの金城龍彦外野手(38)の父・金城晃世さん(69)は元近鉄の外野手。広島の中田廉投手(24)の父・野林大樹さん(45)も元広島などで内野手としてプレーした。横浜DeNAの飛雄馬内野手(23歳・本名・松井飛雄馬)や西武の松下建太投手(27)、阪神の横田慎太郎外野手(19)らも親子でプロ野球選手である。

 長嶋茂雄氏、一茂氏をはじめ、これまでも多くの親子選手が誕生してきた。そして、今年も誕生する可能性がある。

 東京六大学・明治大学のエース左腕・山崎福也投手は今年のドラフト会議では上位候補とされている。父は元巨人でキャッチャーだった山﨑章弘氏(53)。巨人の原監督とも同時期にプレーをしている。巨人から日本ハムに移籍後、引退し、コーチなども務めている。次男の福也がプロ球団から指名されるのは確実で、ドラフト前後には話題を呼びそうだ。

 また、指名の可能性は低いが、巨人やパイレーツで活躍した桑田真澄氏の長男で桜美林大学の4年生の真樹外野手も、プロから声がかかれば注目の親子鷹になる。真樹外野手は首都大学リーグ戦の最中。同大学でチームの主軸を担っている選手でプロを目指しているという。

 戦力外になる選手や、これからプロ入りしていく選手、成長途上の選手などさまざまだが、父の背中を見て育った子供たちの生き様を今後も見守っていきたい。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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