中田翔が球団史上最年少タイの25歳で打点王に 「感謝の気持ちでいっぱい」

日本ハムからは2010年の小谷野栄一以来、4年ぶり8度目の打点王

 パ・リーグの全日程が終了し、日本ハムファイターズの中田翔選手(25)が今季100打点で初の個人タイトルを獲得した。中田は広報を通じて「自分の前に塁に出てくれなければ自分が返すことはできないですし、いい場面でつないでくれたことなど、皆が犠牲を払ってくれたお陰だと思っています。周りの選手のお陰で取れたものなので、本当に感謝の気持ちでいっぱいです」とコメントした。

 日本ハムからは2010年の小谷野栄一選手以来、4年ぶり8度目の打点王。中田は常に4番に座り続け、打点を積み上げた。2011年の自己最多91打点を更新。シーズン100打点到達は球団10人目(14回目)で、25歳での打点王獲得は1970年の大杉勝男氏(東映)に並ぶ球団史上最年少記録となった。今季限りで稲葉や金子が引退。頼れるベテランがいなくなることで来季以降、中田はチームの中心として活躍していくだろう。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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