メジャー最強投手にまたも悪夢 痛恨の逆転3ラン被弾でドジャースが散る

26年ぶり世界一を狙ったドジャースに誤算、カーショーが地区シリーズ2連敗

 メジャー最強左腕が、またも屈辱を味わった。1988年以来の世界一を狙っていたドジャースは7日(日本時間8日)、地区シリーズ第4戦でカージナルスに2-3の逆転負けを喫し、まさかの敗退。エース左腕のクレイトン・カーショーが6回まで相手打線を1安打に抑える快投を見せていたものの、7回は先頭から連打を浴びると、マット・アダムスに甘く入ったカーブを捉えられ、痛恨の逆転3ランを被弾。そのまま敗れ去った。

 カーショーは3日の第1戦に先発し、7回途中8安打と打ち込まれて敗戦投手に。この日は中3日で先発し、リベンジを狙ったが返り討ちにあった。逆転3ランを浴びた直後には膝に手をつき、そのまましばらく“フリーズ”。

「シーズンは終わった。その理由の多くを自分が占めている」。

 こう振り返り、ショックを隠せなかった。第1戦でも6回までは2失点に抑えながら、4点リードの7回に突然、崩れていた。

「どういう球を投げたかは問題ではない。悪い“デジャブ”が繰り返された――」

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