青木所属のロイヤルズを全米が後押し!? 29年ぶり快進撃で「米国民のハートを掴んだ」

11日開幕のア・リーグ優勝決定Sを前に、全米50州のうち47州でロイヤルズ支持が優勢

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ロイヤルズを示す青色で染まった全米地図
※画像はサイトのスクリーンショットです。

 青木宣親外野手の所属するロイヤルズが、29年ぶりのプレーオフ快進撃で米国民のハートをがっちりとキャッチした。ESPNが行ったアンケートの途中結果を受けて現地の各メディアが報じている。

 10日(日本時間11日)から始まるロイヤルズとオリオールズとのア・リーグ優勝決定シリーズ(以下ALCS)を前に、米ケーブル局ESPN電子版が6日から読者に「ALCSでどちらを応援する?」という二択アンケートを実施。早々に全米50州のうち47州でロイヤルズが優勢となり、ロイヤルズを示す青色で染まった全米地図が話題となっている。

 全回答者の約7割がロイヤルズを応援するというこの途中結果を受けて、ワシントン・ポスト紙電子版は7日に「ALCSは“アメリカのチーム”対オリオールズとなった」と題する記事を掲載。

「オリオールズの最後のワールドシリーズ制覇のほうが、1985年のロイヤルズ唯一の制覇よりも2年古いにもかかわらず、ロイヤルズが米国民のハートを掴んだ」と言及している。

 ワシントン・ポスト紙は記事中で、ウォール・ストリート・ジャーナル紙が9月末に行った特集を紹介。「プレーオフ進出10球団の“嫌われやすさ指数”」と題された特集では、選手の給料や過去十年の勝利数、ひげを蓄えた選手の数などから試算された“嫌われやすさ指数”でロイヤルズは最下位となっていた。ただ、オリオールズもこの試算では10チーム中8位といい勝負だ。

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