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セCS最終S第2戦の流れを変えた1つの攻防 今後の流れをつかむのは?

クライマックス・シリーズは阪神が2連勝。アドバンテージを含めても2勝1敗とリードした。巨人、楽天、阪神の捕手としてプレーした中谷仁氏は、前夜16日の第2戦をどのように見たのか。

巨人

軽率だった澤村の四球

 クライマックス・シリーズは阪神が2連勝。アドバンテージを含めても2勝1敗とリードした。巨人、楽天、阪神の捕手としてプレーした中谷仁氏は、前夜16日の第2戦をどのように見たのか。

「ツキや流れ。こういう言葉は軽すぎる感じがするので、あまり使いたくないですが、そう言わざるを得ないほどに、巨人の選手が放つ打球が野手の正面に集まってしまいました」

 プロの選手であっても、そのような言葉を使いたくなるほど、巨人にはツキがなかったということなのだろう。

 井端の2ランで3点差に迫った7回。追い上げムードの中、1アウトから代打・矢野のセンター前ヒットでさらに東京ドームの巨人ファンは盛り上がった。バッターは1番の長野。いい当たりは、しかし、ファーストの阪神ゴメスの正面に。矢野が一塁に戻る時間もないライナーだった。8回にも同様に1アウトから坂本が死球で出塁したか、阿部がファーストライナーでゲッツーとなった。

「序盤は巨人の守備に好プレーが幾つもあり、巨人にツキがあるのかな、と思いましたが、3回の1アウトからの岩田へのストレートの四球、その次の打者への西岡のヒットと、嫌なランナーの出し方をしてしまい、気持ちの切り替えが出来ずに失点してしまった。一方、阪神の岩田投手は同じ3回裏に自分のミスと四球で満塁のピンチを迎えたところでゲッツーで無失点と、ここで流れが傾いてしまったと思います」

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