野球の「知りたい」がここに。ベースボール専門メディア

Full-Count

  • HOME
  • NPB
  • ニュース
  • 日本ハムが延長11回死闘の末に意地の逆転勝利! 中田の同点弾、中島の2点適時打で3勝3敗のタイに

日本ハムが延長11回死闘の末に意地の逆転勝利! 中田の同点弾、中島の2点適時打で3勝3敗のタイに

パ・リーグのクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージ第5戦は日本ハムがソフトバンクを延長11回の死闘の末に6-4で破り、3勝3敗のタイとした。日本ハムは4点を先制されながら、中田の同点弾、中島の勝ち越し2点タイムリーヒットで逆転勝ちを収めた。

20141019_nakajima

大谷が2回に4失点も3回以降、粘投を見せる

 パ・リーグのクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージ第5戦は日本ハムがソフトバンクを延長11回の死闘の末に6-4で破り、3勝3敗のタイとした。日本ハムは4点を先制されながら、中田の同点弾、中島の勝ち越し2点タイムリーヒットで逆転勝ちを収めた。

 アドバンテージを含めソフトバンクの3勝2敗で迎えた第5戦。勝つか、引き分ければソフトバンクの日本シリーズ進出が決まる一戦だった。ソフトバンクはスタンリッジが先発。対する日本ハムは大谷翔平が先発のマウンドに上がった。

 まずは王手をかけていたソフトバンクが先手を取る。2回裏、大谷との相性のいい4番李大浩がレフト前ヒット。5番松田もレフト前ヒットで続く。6番中村は送りバントの構えを見せたが、大谷が死球を与え、ノーアウト満塁。そして7番吉村が大谷の初球、内角ストレートを強く叩き、レフトの左を破るタイムリー2点2塁打を放った。

 さらに2、3塁から、今度は8番今宮が三遊間を抜けるタイムリー。1アウト後、1、3塁から1番柳田の一塁ゴロの併殺崩れの間に1点が入り、この回、ストレートが甘くなった大谷からいきなり4点を奪った。

 一方のスタンリッジは5回表にこの試合、初めてピンチを招いた。2アウトから8番大引に四球、9番大野にライト前ヒットで1、2塁とされた。1番に戻り、西川の打球はライトへの大きな飛球となった。だが、フェンスぎりぎりのところでライトフライとなり、危機を脱した。

 5回裏、ソフトバンクは細川、柳田の連続ヒットてノーアウト1、2塁とチャンスを作ったが、明石、内川、李大浩と大谷に封じられ、追加点を奪えなかった。6回裏も大谷の四死球で2アウト1、2塁とチャンスを迎えたが、無得点。3回以降、立ち直った大谷に抑えられた。

 ソフトバンクは7回表からスタンリッジに代わり、森をマウンドへ送る。助っ人右腕は6回3安打無失点の好投し、リリーフ陣につないだ。しかし、森が近藤、代打・稲葉に連打を浴び、大野にセンター右を抜ける2点タイムリー2塁打で2点を返された。

 ここで森から森福に交代したが、日本ハム打線は止まらない。西川がライトフェンス上部に当たる大飛球を放つ。一時は本塁打と判定されたが、ビデオ判定の結果、スタンド最上部に当たったと判断され、タイムリー3塁打に。ソフトバンクはどうにか同点は免れたが、その差は1点となった。

 ソフトバンクは8回表に五十嵐がマウンドへ。しかし、日本ハムは驚異の粘りを見せる。1死となった後、4番中田がレフトスタンドへCS5発目となるソロ本塁打を放ち、4-4の同点に。粘投を見せていた大谷もベンチで両手を突き上げて喜んだ。中田は「いい場面でスタンドまで届いてくれたね。(西川)遥輝にしても、大野さんにしても打ってつないでくれたからね。そりゃ、気合も入ったよね」と振り返った。

 日本ハムは8回から大谷に代えてクロッタが登板。大谷は2回に4失点を失ったものの、それ以外は得点を許さず、7回6安打4失点で勝利のチャンスを残して降板した。

 試合は両軍ともに追加点を奪えず、4-4のまま延長戦に突入。

 10回表、日本ハムはソフトバンク5番手のサファテを攻める。2死から陽が四球を選ぶと、中田は止めたはずのバットに当たり、ライト前ヒット。しかし、1、3塁の場面で小谷野は三振に倒れた。

 11回表、日本ハムは先頭のミランダが四球で出塁。すかさず代走に杉谷が送られる。近藤は送りバント失敗に終わるが、代打・谷口がピッチャーへの内野ゴロで1死1、2塁。ここでこの日3安打の大野がサード強襲のヒットでつなぎ、満塁に。

 続く西川は三振に倒れたが、中島は1ボール2ストライクと追い込まれながら、サファテが投じた4球目をライト前に運び、2点タイムリーヒット。6-4と勝ち越した。

 日本ハムはこのリードを守り切り、4時間24分の死闘の末、劇的逆転勝利で3勝3敗のタイに。ファイナルステージの決着は20日の最終戦に持ち越しとなった。


ソフトバンク対日本ハム ダイジェスト【パ・リーグTV】

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

人気記事ランキング