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ソフトバンク・大隣の好投でシリーズ2連勝 「武田には先輩として負けられない」

大歓声を背中に受け、左腕の大隣が阪神打線を手玉に取った。7回を投げて、打たれたヒットはたった3本。6回までは1安打。7回に2安打を浴びたが、併殺に仕留め、ピンチらしいピンチはなかった。

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シーズン3勝の武田、大隣が見事なピッチング

 大歓声を背中に受け、左腕の大隣が阪神打線を手玉に取った。7回を投げて、打たれたヒットはたった3本。6回までは1安打。7回に2安打を浴びたが、併殺に仕留め、ピンチらしいピンチはなかった。「阪神打線はスキのない打線ですし、一人一人、抑えていこうという気持ちで投げたことが良い結果につながったと思います」とお立ち台で話した。

 クライマックス・ステージ最終Sの日本ハム戦の第1戦を任されて、7回2/3を2失点。勝利投手にこそならなかったが、チームの勝利に貢献。3勝3敗で迎えた大事な第6戦、中4日で登板し、7回6安打無失点で勝利投手になった。ここ一番での強さを発揮した。

 レギュラーシーズンでは3勝1敗。黄色靭帯骨化症から7月末に復帰し、チームの戦力となった。「(難病から)戻ってきて、温かい声援で迎えてもらって、自分の中でも皆さんに感謝をするという気持ちだけで投げてきました。チームに対して7月末からしか貢献できなかったので、1試合1試合気持ちを込めて投げようと思っていました」と与えられた時間の中で、力を発揮。ポストシーズンで大車輪の活躍だ。

 第2戦の甲子園では若い武田が好投。大隣は「甲子園で武田もいいピッチングをしたので、先輩として負けられないですし、チームとしても日本一に向かって頑張っていこうと思います」と刺激を受けたことを明かした。武田も右肩痛からの復帰でシーズンは3勝どまりも、大舞台で結果を出した。2人とも序盤はチームに迷惑をかけたという思いが強いのだろう。悔しさと苦しみを経験した分、2人はさらに強くなり、戦力となっている。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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