ヤンキースがジーターの後継者にアレクセイ・ラミレスをリストアップ

メッツ、ドジャースなども獲得を模索

 ヤンキースが今季限りで現役引退したデレク・ジーター遊撃手の後継者に『キューバン・ミサイル』の異名を持つホワイトソックスの名手アレクセイ・ラミレス遊撃手をリストアップしていると地元メディアが報じている。米テレビ局「CBSスポーツ・シカゴ」電子版が「アレクセイ・ラミラスが需要過多」との見出しで特集している。

 33歳のキューバ出身の遊撃手は今年オールスターにも選出される活躍で、引く手あまたな状況。メッツ、ドジャースなど遊撃手の必要性が高い球団が獲得に興味を示しており、“キャプテン”ジーターが今季限りで引退したヤンキースもリストアップしているという。

 ラミレスは今季、打率2割7分3厘、15本塁打、74打点と活躍。来季以降もホワイトソックスとの契約を残すためにヤンキースが獲得するにはトレードが必要となるが、1000万ドルという年俸は大きな魅力だされている。

 一方、同じニューヨークを本拠地とするメッツのサンディ・アルダーセンGMもここ1年、遊撃手の補強を画策しており、アレクセイ・ラミレスをはじめ、カブスのスターリン・カストロやFAとなったハンリー・ラミレスらにスカウトを送り込んできたという。

 A・ラミレスがジーターの後継者としてピンストライプのユニフォームに袖を通すのか。移籍市場の動向に大きな注目が集まっている。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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