イチローがメジャー15シーズン目に向け、新たなエージェントと契約

来季の去就が注目されるイチロー

 今季限りでヤンキースと契約満了となり、フリーエージェント(FA)となったイチロー外野手が新たなエージェントと契約したことを地元記者などが伝えている。米テレビ局「FOXスポーツ」の名物記者ケン・ローゼンタール氏が自身のツイッターで報告。またMLB公式サイトもイチローの現状を特集した記事の中で言及している。

 長年契約を結んできたトニー・アタナシオ代理人に代わり今回新しいパートナーとなったのは故トニー・グウィン外野手の代理人も務めたジョン・ボッグス氏。ドジャースのエイドリアン・ゴンザレス一塁手、フィリーズのコール・ハメルズ投手、レッドソックスのシェーン・ビクトリーノ外野手らに加え、カージナルスのマイク・マシーニー監督らもクライアントに抱えており、多くの球団とのパイプを持つ。同氏は今季ヤンキース傘下1Aチャールストンでプレーした加藤豪将内野手とも契約しており、加藤は自身のツイッターで「イチローさんも同じエージェントになった!! 嬉しい」とつぶやいている。

 一方、アリゾナ州フェニックスで開催中のGM会議では、ヤンキースのブライアン・キャッシュマンGMがクリス・ヤング外野手と契約を更新したことで外野手の布陣が固まったとの見方を示した。イチローとの再契約の可能性は低いと見られ、MLB公式サイトもイチローがヤンキースに残留しないとの見通しを報じている。

 イチローは来季もメジャーで現役を続ける意向を明言しており、米紙にはタイガースやエンゼルスなどの新天地候補も浮上。来季イチローがどのユニフォームを着るのか、注目される。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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