岩隈久志にレッドソックスへのトレードが急浮上!? 「レッドソックスは彼について話し合いを重ねている」

岩隈、田澤、上原の日本人リレーは実現するか

 ただ、2012年オフに2年契約を結んだ際、投球回数が2013、14年シーズンで計350イニングに達した場合は契約が自動更新となる項目を盛り込んでいた右腕は、2年間で計398回2/3に登板。すでに年俸700万ドル(約8億1200万円)で2015年シーズンの契約が自動更新されている。つまり、レッドソックスが岩隈を獲得するためにはトレード要員が必要だ。

 一方、ワールドシリーズ進出を果たしたロイヤルズに2勝及ばずにワイルドカードを逃したマリナーズの泣き所は得点力。今年の通算634得点は、ア・リーグ15球団中11位タイ。東地区最下位に沈んだレッドソックスと同じ数字だ。ヒット数は15球団中14位という数字で、エースのフェリックス・ヘルナンデス投手や岩隈を貧打で見殺しにする試合もあった。

 今オフは中軸を任せられる打者の獲得に力を注いでいるおり、ヘルナンデス投手と「2枚看板」を形成する岩隈の見返りとして、レッドソックスが7月にアスレチックスから獲得したセスペデスを求めることになるというのだ。

 キューバ出身のセスペデスは、アスレチックスの主砲として2012、2013年と地区2連覇に貢献。今季は不調もあり、7月にレッドソックスに放出されたが、アスレチックスはその後に大失速。首位を快走していた7月までは世界一に最も近いチームと見られていたが、セスペデスの放出が失速の最大の原因になったとの声も挙がっている。

 ただ、セスペデスの自己中心的な性格には問題があるともされている。レッドソックスではクラブハウスで“鼻つまみ者”になっているという地元報道も出るほどで、ベン・チェリントンGMが火消しのために声明を出すなどの騒動もあった。地元紙では、トレード候補に挙げる報道も出ている。

 岩隈とセスペデスの衝撃のトレードが実現すれば、レッドソックスで先発・岩隈、中継ぎに田澤純一投手、クローザーに上原浩治投手という日本人リレーが見られるかもしれない。来季マリナーズで4年目のシーズンを迎えることは規定路線を思われていた右腕に注目が集まるという意外な展開となりそうだ。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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