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個人目標を掲げるようになった大谷翔平 何が20歳の若者を変えたのか

これほどハッキリと個人目標を口にすることは珍しい。日本ハムの大谷翔平。プロ2年目シーズンを終えた今オフ。実に雄弁だ。

日本ハム

来季に向け「15勝以上」を自らに課した大谷

 これほどハッキリと個人目標を口にすることは珍しい。日本ハムの大谷翔平。プロ2年目シーズンを終えた今オフ。実に雄弁だ。特に「投手・大谷」としてが顕著。来季に向け、「15勝以上」と自らにノルマを課し、ことあるごとに宣言してきた。

「チームを勝たせる投球」。「数字、結果は後からついてくる」。「試合の流れをつくる」。「スピードを出そうと思っては投げてはいない」。これまでは自らの“欲”を封印。数字目標を公言することは皆無に等しかった。

 では、何が20歳の若者を変えたのか――。

 今季、チームトップの11勝を挙げた。日本人最速の162キロもマークした。打っても10本塁打31打点を記録。投打ともにチームの主力へと成長を遂げた。だが、それだけが理由ではないのだろう。日米野球のマウンド。18・44メートルを隔てての並み居る強打者たちとのガチンコ勝負。その経験が与えた影響は計り知れない。

 現在の立ち位置を知ったのかもしれない。侍ジャパンに初選出され、先の日米野球に出場した。大会が近づいてきたある日。メジャーへの思いを口にしていた。

「遠い存在になった」

 2年前のドラフト直前。当時、花巻東高3年だった若者は即メジャー入りという希望を公言した。当時と比較し、「遠い存在になった」ということだ。

 2年間、プロで飯を食った。結果も出した。今シーズンの成績は1年目をすべて凌駕した。そこで手に入れることができた“確かな物差し”で世界最高峰リーグと自分を照らし合わせていた 。

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