イチローの去就問題が長期化も 「マーケットはホットではない」

新代理人が停滞する現状を説明

 ヤンキースからフリーエージェント(FA)となったイチロー外野手の市場での状況について、新代理人のジョン・ボッグス氏が「ホットではない」と話していると、地元紙ニューヨーク・ポストの敏腕記者として知られるジョエル・シャーマン氏が自身のツイッターで伝えた。去就決定が長期化する可能性も浮上しているようだ。

 シャーマン氏はツイッターで以下のように報告している。

「イチローのエージェントのジョン・ボッグスは、(イチローに対する)マーケットはホットではないと話している。各球団が彼について年齢で判断するのではなく、(今年)打率2割8分4厘を打ったことと、外野のすべてのポジションを守れるところを見てほしいと望んでいる」

 10月に41歳になったイチローだが、今季は打撃、スピード、守備で高いパフォーマンスを見せた。強靭な肉体を維持しており、怪我とも無縁。年齢について、普通の基準で判断してほしくないというのがボッグ氏の願いのようだ。

 イチローは今オフ、高齢で健康問題も抱えているとされるトニー・アタナシオ氏との代理人契約を解除し、ボッグス氏と新たにタッグを組んだ。さらに、11月10日に放送されたMLBネットワークのインタビューでは、来季もメジャーで現役を続ける意志があることを明言している。

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