米国内で青木宣親への注目度が高まる? オリオールズの「本気度」とは

現地メディアの間でも話題となっている青木の去就

 ロイヤルズからフリーエージェント(FA)となった青木宣親外野手の去就が、米メディアの間でも話題になっている。特に注目されているのが、ニック・マーケイキス、ネルソン・クルーズとFAで2人の主力が移籍し、外野手の補強に動いているオリオールズとの関係。球団側の「本気度」について、メディアの報じ方には温度差がある。

 米国では、各球団の関係者や代理人が一堂に会するウィンターミーティングが現地時間8日にスタート。すると、午前中にCBSスポーツの敏腕記者、ジョン・ヘイマン記者が「オリオールズの外野の“メニュー”には、アオキ、ラスマス、古い友人のデルモン・ヤングが含まれる」との見出しで報じた。

 記事の中では「ネルソン・クルーズ、ニック・マーケイキスを1週間のうちに失った後、オリオールズは外野手を探している。そして、ほかの外野手もいる中でノリチカ・アオキ、コルビー・ラスマスと話し合っている」と言及。球団が、青木、ラスマスの代理人と接触していることを伝えている。

 さらに、大物FA野手として去就が注目されているメルキー・カブレラには現時点で強い興味を示していないとした上で、今季終了後にチームからFAとなったヤングと再契約の可能性について話し合っているとしている。

 これに対して、地元紙ボルティモア・サンが同日午後に原稿を掲載。「オリオールズはフリーエージェント外野手のノリ・アオキに対して“なまぬるく”興味を抱いている、と関係者が話している」との見出しで報じた。青木獲得の優先度は、それほど高くないとの論調だ。

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