米国内で青木宣親への注目度が高まる? オリオールズの「本気度」とは

ウインターミーティング中に動きはあるか

 記事は「オリオールズはフリーエージェントのノリ・アオキを調査している球団の1つに数えられているが、球団関係者によると、チームの青木への興味は“なまぬるい”」との書き出しでスタート。CBSスポーツと同じように、ヤングとも話し合いを続けていることにも触れている。

 オリオールズは今季本塁打王のクルーズがマリナーズにFA移籍したことで、強打者の補強が必要な状況。ただ、記事では青木がア・リーグでのプレー1年目となった今季、わずか1本塁打に終わったことを指摘。ブルワーズに所属した2012年に10本塁打、昨季は8本塁打をマークしながら、今年は大幅に減少したことが、青木獲得への障害になると考えられているようだ。

 もっとも、ロイヤルズの本拠地カウフマン・スタジアムは広く、ホームランが出にくい球場として知られている。ボルティモアのオリオール・パーク・アット・カムデン・ヤーズでは数字が再び向上する可能性もあるだけに、オリオールズの判断が注目されるところだ。

 青木に対して複数球団が興味を抱いていることは間違いなく、ウィンターミーティング中にも動きがある可能性は十分にある。今オフは大物野手の去就が早い段階で決着していることもあり、ロイヤルズのワールドシリーズ進出に貢献した日本人外野手に注目が集まり始めている。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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