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ヤンキース、FA右腕流出で黒田博樹との再契約に動く可能性も

 ドジャースが、今季ヤンキースで7勝を挙げてフリーエージェント(FA)となっていたマッカーシー投手を4年契約で獲得した。これにより、同右腕と再契約を目指すと見られたヤンキースが苦しい立場に立たされることになった。

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マッカーシー流出で苦しい立場に立たされたヤンキース

 ドジャースが、今季ヤンキースで7勝を挙げてフリーエージェント(FA)となっていたマッカーシー投手を4年契約で獲得した。これにより、同右腕と再契約を目指すと見られたヤンキースが苦しい立場に立たされることになった。

 スポーツ専門局「ESPN」(電子版)は11日(日本時間12日)、「マッカーシーの移籍はシャーザー争奪戦に加わるきっかけになるか」という見出しで、ヤンキースの今後の補強展開を予想。

 ヤンキースのキャッシュマンGMは当初からFA投手の目玉であるシャーザーをはじめ超大型契約が必要となるFA先発投手の獲得に乗り出さない意向を示していた。しかし、11日に終了したウインターミーティングで同投手の代理人を務めるボラス氏が「ヤンキースは過去にナンバー1の投手を獲得し、数多くのワールドシリーズを制した」と獲得を促すようなコメント。ニューヨークの地元メディアを中心にヤンキースの争奪戦参加に注目が集まっている。

 その理由として、同サイトは来季の先発陣の不安要素を挙げている。田中将大投手が右肘部分断裂から完全復活を目指しており、昨季復帰後も故障前と同じ投手ではなかった点を指摘。サバシア投手は膝を手術し、トミー・ジョン手術を受けたノバ投手は6月頃まで戦線離脱が見込まれている。また、終盤に安定した投球を見せたピネダ投手もこれまで年間171投球回が最高で、年間通した活躍に疑問が残る。

 ここで名前が挙がったのが、現役続行か引退かの意思を表明していない黒田博樹投手。ヤンキースは黒田に対してクオリファイイング・オファーを提示しなかったが、首脳陣は先発陣で唯一ローテーションを守った右腕を評価。同サイトはキャッシュマンGMが黒田博樹と連絡を取っていることから、再契約を提示する可能性を指摘した。

 もちろん、ヤンキースがシャーザー投手の獲得に乗り出す可能性もあるが、これには総額2億ドル(約238億円)を超える大型契約が必要。同サイトが最終的にはヤンキースのハル・スタインブレナー共同オーナーの決断次第とみているようだが、現時点で可能性は低そうだ。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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