メジャー球団の「右腕&左腕コンビ」ランキングでダルビッシュ有が9位、田中将大が7位に

1位は来季の年俸計68億円超のあのコンビ

 カブスへの加入が決まったばかりの左腕レスターは、今季10勝5敗、防御率2.53と飛躍を遂げたジェイク・アリエッタとのコンビで5位にランクインした。

 4位にはジャイアンツの右腕マット・ケイン、右腕マディソン・バムガーナーのコンビが入っている。今年のワールドシリーズMVPに輝いたバムガーナーは、もはやメジャーでもスーパースターとしての地位を確立したと言える。ケインも本来なら球界を代表する右腕だが、故障続きで今季を棒に振った。

 タイガースのジャスティン・バーランダー、デビッド・プライスのサイ・ヤング賞投手コンビは3位。今季はともに全盛期に比べるとパフォーマンスにかげりが見えたが、2人が本来のピッチングをすれば、タイガースがワールドシリーズに近いチームになると、記事では言及している。

 ホワイトソックスの左腕クリス・セールは、新加入のサマージャとのコンビで2位に。セールは今季、開幕直後に怪我で一時離脱しながら、サイ・ヤング賞投票では2位。サマージャも、今季は特にアスレチックス移籍前のカブスで打線の援護が少なく、白星に恵まれなかったが、防御率2.99と好成績を残した。

 そして、1位はドジャースのザック・グリンキー、球界最高左腕クレイトン・カーショーのコンビが選ばれている。この2人も、ともにサイ・ヤング賞受賞歴がある。来季の年俸は、2人合わせて5757万1000ドル(約68億5100万円)。ただ、今季は2人で38勝11敗と「27」の貯金を作っており、間違いなく最高の「右腕&左腕コンビ」と言えるだろう。

 ダルビッシュ、田中ともに万全でシーズンを過ごせば、「相棒」の出来次第でこの順位を覆す可能性を十分に秘めている。ただ、現時点でもメジャーを代表する投手として認知されていることは間違いないようだ。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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