薬物違反で今季全休のAロッドが体重オーバー? 来季復帰へ球団が減量を要求

Aロッドの体重に「我々が求めるものではない」とヤンキースGM

 薬物規定違反で今年は全162試合出場停止となっていたヤンキースのアレックス・ロドリゲス内野手が、体重オーバーで球団から減量を要求されていることが明らかになった。地元テレビ局FOXスポーツが報じている。

 サンディエゴで行われていたウィンターミーティングに出席していたヤンキースのブライアン・キャッシュマンGMは、来季からチームに復帰するAロッドの抱える切実な問題を明らかにした。

「どの選手もそうだが、シーズン中にヒットを打てるように(休暇中も)体重を球団にレポートしなければいけない。彼はまだ(規定体重に)達していない。彼の体重は我々がスプリングキャンプ時に求めているものではない。でも、進歩はしている。彼も調整を続けるし、(トレーナーの)マットも彼のコンディション調整を続ける」

 ヤンキースは10日、コンディショニング担当のマシュー・クラウス氏をマイアミに派遣し、Aロッドの体調を確認。1年間のブランクがあった上に、来年7月に40歳となるスラッガーは、最近の写真でふっくらした頬が確認されていたが、体重オーバーで実戦モードから程遠い状況であると、強化責任者は説明した。

「彼は一生懸命、努力している。間違いなく彼はスプリングキャンプに合わせるために準備を続ける。正しい方向に向かっている」

 キャッシュマンGMはかつての英雄のダイエット成功を心待ちにしている様子だった。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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