青木宣親のロイヤルズ残留がほぼ消滅か? 右翼のレギュラーにリオスを獲得へ

1年契約で合意と米メディア 「リスクがある」との声も

 ロイヤルズが、レンジャーズからフリーエージェント(FA)となっていたアレックス・リオス外野手と1年1100万ドル(約13億円)で契約合意に達したと米複数メディアが報じた。正式契約となれば外野の布陣が固まるため、ロイヤルズからFAとなった青木宣親外野手と再契約する可能性は極めて低くなる。

 ロイヤルズは青木がFAとなり、ジョシュ・ウィリンハム外野手が今季限りで現役引退を表明したために、外野手の補強が急務だった。球団幹部は今年のワールドシリーズ進出に貢献した青木との再契約を望んでいたが、条件面に相違があった可能性もある。ロイヤルズはトリー・ハンター外野手、メルキー・カブレラ外野手の獲得を目指していたが、ハンターはツインズ、カブレラはホワイトソックスと契約を結び、補強が難航していた。

 33歳のリオスは今季、レンジャーズで131試合に出場し、打率2割8分、4本塁打、54打点。CBSスポーツでは、ロイヤルズの補強について「ノリチカ・アオキとビリー・バトラーを、大金をつぎ込むには巨大なリスクの存在するリオスとケンドリー・モラレスに置き換えた」と分析。FAでアスレチックスに移籍したバトラーの代わりに獲得したモラレスとともに、リオスを「リスクがある」選手と表現している。

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