ダルビッシュの元女房役の移籍先を一般人がスクープ!?

「アーロンは記者じゃないが、彼の親父がスクープを手にした」

 カージナルスからフリーエージェント(FA)となったA・J・ピアジンスキー捕手が、ブレーブスとの1年契約に合意したと米複数メディアが報じた。

 昨年はレンジャーズでダルビッシュ有投手の女房役を務めたベテランは、新天地でバックアップとなる可能性が高いため、去就が決まったこと自体は米国内でもそれほど大きなニュースではなかった。だが、そのニュースの伝わり方が大きな注目を集めている。記者ではなく、一般人が移籍をすっぱ抜いたことをNBCスポーツが報じている。

「ピアジンスキーはここしばらくブレーブスの獲得候補と噂されてきたため、そんなに驚きはないが、その伝わり方は面白いものだった」

 こんな一文でスタートする記事には、驚きの事実が記されている。

 今回のニュースを最初にツイッターでスクープしたのは、MLB公式サイトのマーク・ボウマン記者だった。NBCスポーツのクレイグ・カルカテッラ記者はその事実を記しつつ「ただ、彼も私も同じルートでそれを知った。アーロン・ランスフォードからだ。アーロンは記者じゃないが、彼の親父がスクープを手にした」と明かしている。

 そして、自分宛に投稿されたランスフォード氏のツイートの内容を貼り付けている。

「@craigcalcaterra braves signed pierzynski today. No joke. Dad just talked to fredi Gonzalez in honey baked ham.(ブレーブスが今日ピアジンスキ―と契約した。嘘じゃない。親父がフレディ・ゴンザレスとハニーベイクドハムで話したんだ)」

 フレディ・ゴンザレスとは現在のブレーブスの監督。ハムを買いにいったランスフォード氏の父親が指揮官と雑談し、ピアジンスキーがブレーブスと契約したことを知ったというのだ。

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