ヤンキースがキャンプまでに大型補強!? 共同オーナーが巨額投資を示唆

FA市場にはシャーザー、シールズと大物が残っている

 1年前には、楽天からポスティングシステム(入札制度)で田中将大投手を獲得した。さらに、FAでブライアン・マッキャン捕手、カルロス・ベルトラン外野手、ジャコビー・エルズベリー外野手と名だたる大物との大型契約にサイン。ヤンキースの昨年の選手総年俸は、ドジャースに次ぐメジャー2番目の高さだった。

「皆さんもご承知の通り、我々は未だにニューヨークヤンキースだ。ファンの期待も、街の期待も重々承知している。我々はお金を費やすことにためらいを見せない」

 スタインブレナー氏はこう言い放ったという。FA市場には2013年のサイ・ヤング賞投手マックス・シャーザー(前タイガース)、ロイヤルズのワールドシリーズ進出に貢献した「ビッグゲーム・ジェームズ」ことジェームズ・シールズ投手というエース級が残されている。

 昨季終了後、ヤンキース幹部はマーケットの目玉に大型契約を与えることに否定的な見解を示し続けた。しかし、3年ぶりのプレーオフ進出に向け、ここに来てオーナーが“例年通り”の大出費に前向きな姿勢を見せている。

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