得点力を効率よく高める補強をしたチームはどこ?(パ・リーグ編)

入れ替え生じた日本ハムは妥当な補強を実施

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wOBAと打席数で見る日本ハムとロッテの攻撃力構造

 日本ハムとロッテは平均得点に差はあったが構成は似ている。

 日本ハムは、フアン・ミランダ、小谷野栄一、大引啓次が退団。3人が記録した打席数は計1213打席に及ぶが、NPBに復帰した田中賢介、ジェレミー・ハーミッダ、ブランドン・レアードがフル出場できれば退団した3人の穴を埋め、さらに現状のギャップを改善する可能性もある。二刀流・大谷翔平の打席増もカギだ。

 ロッテは100打席未満の打者の成績が良かったのが見てとれる。ドラフト以外で打者の補強はしておらず、補強による現状の改善はないが、100打席未満で一定の攻撃力を見せた清田育宏、金澤岳らが打席数を伸ばせば状況は変わってきそうだ。

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