引退の里崎、ロッテSAに就任 「日本一の球団となれるように貢献したい」

山室球団社長「いろいろな方面で協力して頂きたい」

 ロッテは26日、昨季限りで現役を引退した里崎智也氏(38)のスペシャルアドバイザー(SA)就任を発表した。今後は地域振興、ファンサービス、営業など様々な球団活動に関しアドバイス、サポートを行っていく予定。ロッテ一筋で16年にわたるプロ生活を終えた男は引退後もロッテを支えていくことになった。

 昨年9月28日に本拠地のQVCマリンで行われた引退試合ではシーズン最多の3万76人を動員。引退セレモニーを終えた後も、スタジアム正面のステージ上でマイクを手に熱唱した。

 ファンを愛し、愛された男はSA就任に「16年間、お世話になった千葉ロッテマリーンズに、このような形でまた活動をさせていただけることになり、大変嬉しく思っています。千葉ロッテマリーンズはファンサービスと地域密着に力を入れています。その中で、微力ながら自分も貢献できればと考えています。また、球団の営業活動においても、自分に出来る事があれば、少しでも力になりたいと思います。選手の時とは違う形で千葉ロッテマリーンズが日本一の球団となれるように貢献したいと思っていますので、これからもどうぞ宜しくお願いします」とコメント。今後はグラウンド外から球団を支えていくことを誓った。 

 また山室球団社長は「プロ野球界でも屈指のエンターテイメント性を持つ選手だけに今後も球団にいろいろな方面で協力して頂きたいと思い、就任を打診しました」と経緯を説明。「日本一魅力ある球団を目指す私たちとしては、その独創的なアイデアでいろいろなアドアイスをいただきたいと思っています。また、若い選手が多いチームなので、ファンサービスに関しても、いろいろと指導してもらえたらと考えています」と期待を込めた。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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