ソフトバンクに新たな風 キャンプ序盤から際立つ「工藤流改革」

理論派・工藤監督が打ち出す独自色

「工藤流改革」が、徐々に見えてきた。ソフトバンクの工藤公康監督(51)が、宮崎キャンプ序盤から、理論派指揮官らしい「独自色」を発揮している。

 キャンプ初日、まず、ウォーミングアップから変化が見られた。報道陣に配れたメニューに記されたアップ時間は、80分間。それだけでも、昨季から約20分、延びた。そして、その内容も多岐に及んだ。ランニングやストレッチはもちろん、ヨガの要素を取り入れた運動や、ゴムチューブを使った肩周りの筋肉への刺激、ダッシュ系メニューでも、ターンや切り返しを入れた動きが取り入れられた。

「筋肉で使っていないところを急に使うとケガをする。色々なところに刺激を与えてあげておくと、急な時にも、動いてくれる。刺激がいかないと、ケガにつながる。備えとして、やろうということ」と、工藤監督は説明する。

 次に選手に課されたのは12分間走。12分で、最低でも2500メートルを走りきらなければいけないというもの。これは、野手、投手問わず、全選手に与えられたメニュー。スタンリッジや李大浩といった外国人、松中らベテラン、そして、松坂も息を切らしながら、グラウンドを駆けていた。これにも、指揮官の明確な意図が隠されている。

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