グリエルの実力はMLBでもトップクラス!? 「強化部が獲得を熱望する選手」

昨季のMLBで打率3割以上は16人、二塁打40本以上は8人のみ

 昨年のMLBの個人成績と比較してみよう。まず、メジャー全体で打率3割以上をマークしたのは16人。全員の名前を挙げてみよう。

1、ホセ・アルテューベ(アストロズ) 3割4分1厘
2、ビクター・マルティネス(タイガース) 3割3分5厘
3、マイケル・ブラントリー(インディアンス) 3割2分7厘
4、エイドリアン・ベルトレ(レンジャーズ) 3割2分4厘
5、ジャスティン・モーノー(ロッキーズ) 3割1分9厘
6、ホセ・アブレイユ(ホワイトソックス) 3割1分7厘
7、ジョシュ・ハリソン(パイレーツ) 3割1分5厘
8、ロビンソン・カノ(マリナーズ) 3割1分4厘
9、アンドリュー・マッカチェン(パイレーツ) 3割1分4厘
10、ミゲル・カブレラ(タイガース) 3割1分3厘
11、バスター・ポージー(ジャイアンツ) 3割1分1厘
12、ベン・リビア(フィリーズ) 3割6厘
13、デナード・スパン(ナショナルズ) 3割2厘
14、メルキー・カブレラ(ブルージェイズ) 3割1厘
15、ジョナサン・ルクロイ(ブルワーズ) 3割1厘
16、アダム・イートン(ホワイトソックス) 3割

 昨季、ア・リーグMVPのマイク・トラウト(エンゼルス)は2割8分7厘、日本で圧倒的な実績を残した青木宣親(ジャイアンツ)は2割8分5厘だった。メジャーで3割をマークするのはそれだけ難しいことで、グリエルがいかに高く評価されているかが分かる。

 また、二塁打40本というのも、ハイレベルな数字だ。昨季、メジャーで二塁打を40本以上マークしたのは8人のみ。ルクロイ(53本)、Mi・カブレラ(52本)、アルテューベ(47本)、ブラントリー(45本)、フレディー・フリーマン(ブレーブス、43本)、エイドリアン・ゴンザレス(ドジャース、41本)、イアン・キンズラー(タイガース、40本)、トレバー・プルーフ(ツインズ、40本)と豪華な顔ぶれが並ぶ。これらの実力者と同等の実力をグリエルは持っていると見られている。

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY