注目の2年目に向けていよいよ始動 田中将大がキャンプ地に前乗りへ

右肘の経過も順調な田中

 ヤンキースの田中将大投手が現地時間16日(日本時間17日)にスプリングキャンプ地のフロリダに前乗り合流すると地元紙「ニューズデイ」のエリック・ボランド記者が自身のツイッターで伝えている。

 日本で自主トレを行っていた田中はすでに渡米。ヤンキースのバッテリー陣は現地20日にキャンプをスタートさせる予定だが、ラリー・ロスチャイルド投手コーチは田中について4日前に前乗り合流を果たすことを明らかにしている。

 昨年7月8日の登板後に右肘靭帯部分断裂が判明した田中は保存治療を選択し、2か月半リハビリを実施。昨季終盤に復帰を果たした。ロスチャイルド氏はすでに右腕の今オフの経過について順調であると地元メディアに語っていた。

 メジャー1年目の昨季は13勝5敗、防御率2・77と活躍。長期離脱にも関わらずチームの勝ち頭となった。昨年のヤンキース入団当初にはブライアン・キャッシュマンGMは「ローテーションの3番手」と語ったが、今や誰もがピンストライプの名門のエースと認める存在だ。

 今季は4月6日のブルージェイズ戦で開幕。自身メジャー初の開幕投手の期待もかかる田中は温暖なフロリダで調整を行うことになる。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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