NYメディアが開幕投手は田中将大と予想 「先発1番手として際立ってる」

サバシアよりもふさわしい? 「タナカは明確にヤンキースのエース」

 ヤンキースの田中将大投手が、今季の開幕投手最有力候補に挙げられた。ニューヨークの地元紙ジャーナル・ニュース電子版が、巻き返しを目指す名門球団のロースターに入っている40選手の連載記事を掲載しており、田中についても特集。そこで、2年目にして開幕投手にふさわしいと言及されている。

 田中は昨季、右肘靭帯部分断裂による約2か月半の離脱がありながら、13勝5敗、防御率2.77という好成績を残した。前半戦は圧巻の活躍を続け、新人王だけではなくサイ・ヤング賞の最有力候補にも名前が挙がるほどの投球を披露。その強烈な残像はチームメートやファンの頭に残っており、今季はエースとしての働きが期待されている。

「開幕投手の許可が下りるかどうかに関わらず、タナカは明確にヤンキースのエースだ。昨年の前半は彼の底知れぬ能力とポテンシャルを余すところなく示すのに十分だった。CC・サバシアはまだ契約が残っており、マイケル・ピネダも短くも力強い復活を遂げたが、タナカはヤンキースの先発ローテーションの1番手として際立っている」

 記事では、このように2年目右腕を絶賛。近年は不調と膝の負傷で成績を大きく落としている実績十分のエース左腕サバシアよりも、田中が開幕投手にふさわしいとの見方を示している。

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