田中将大が“特別調整”で開幕へ 他投手よりも間隔を空けてブルペン入り

田中の健康状態がヤンキース浮沈の鍵を握る

 記事では、昨年7月に田中が故障者リスト入りするきっかけとなった右肘靭帯部分断裂について言及。当時、ヤンキースは保存治療を選択し、右腕は2か月半のリハビリを経て昨季終盤戦の2試合で先発復帰を果たしている。

 だが、ヤンキースのブライアン・キャッシュマンGMは田中がいずれかの段階で自分の腱を移植するトミー・ジョン手術での完治が必要となる可能性にも触れている。その場合は全治に1年から1年半が必要となる。現時点では、地元メディアの注目も田中の肘の状態に集中している。

 田中は昨年、13勝5敗、防御率2.77とルーキーながらもチームの勝ち頭となった。故障者が相次いだヤンキースの先発投手陣で唯一、1年間ローテーションを守り抜いた黒田博樹投手は古巣広島に復帰。例年の大型補強を見送ったヤンキースにとって、田中の健康状態が浮沈の鍵を握ることになる。

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