ヤンキースのキャンプで珍事!? メジャーリーガーがマシーン相手に三振

オフにヤンキースと再契約、退団したイチローの“後釜”的存在

 ヤングは昨年8月に成績不振を理由にメッツとの契約が解除となり、ヤンキースとマイナー契約を結んだ。ヤンキースではメジャー昇格を果たし、23試合出場で2割8分2厘、3本塁打、10打点と活躍。シーズン終了後にフリーエージェントとなり、外野手の控えとして年俸250万ドル(約3億円)で再契約した。

 ヤングの契約により、昨年終盤にポジション争いを展開したイチロー外野手のヤンキース残留の可能性が事実上消滅。その後、マーリンズとの契約を選択していた。ヤングはいわば、イチローの“後釜”的な存在だ。

 記事では「クリス・ヤングは決して三振の山と無縁な存在ではない」と指摘。長打力が魅力のヤングはダイヤモンドバックス時代の2007~11年に年間130三振以上を記録している。アスレチックス、メッツ、ヤンキースと球団を転々とした12~14年シーズンは代打などでの起用が多かったが、記事では「三振率は平均以上。彼の試合には空振り三振がつきまとう。そういうことだ」とし、マシーン相手の三振は偶発的な出来事ではないと分析している。

 一方、アレックス・ロドリゲス内野手もマシーン相手の紅白戦で、内野ゴロとフライによる2打数無安打だったことも紹介されている。メジャーの強打者とはいえ、打ち損じは起こり得る。だが、いかにキャンプ中とはいえ、ピッチングマシーンに不覚をとることはメジャーの打者にとって避けたい事態に違いない。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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