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“ミス”挽回の勝ち越し打放った雄平 「全力プレーしかないので切り替えた」

野球日本代表の侍ジャパンは10日、東京ドームで欧州代表との強化試合に臨み、4-3で勝利した。2点を追う8回に筒香、松田のタイムリーで同点に追いつくと、雄平が勝ち越し打を放った。

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小久保監督は「ああいう(守備の)後できっちり打てるところが彼の強さ」と評価

 野球日本代表の侍ジャパンは10日、東京ドームで欧州代表との強化試合に臨み、4-3で勝利した。2点を追う8回に筒香、松田のタイムリーで同点に追いつくと、雄平が勝ち越し打を放った。

 守備での悔しい“ミス”を取り返す一打だった。0-1の4回。1死1、2塁のピンチで、欧州代表・アングロの飛球はセンターへ。フェンス手前まで背走した雄平のグラブにいったんは収まったが、掴みきれずにこぼれ落ちた。

 2点を追加されて3点差に。難しい当たりではあったが、試合後のヒーローインタビューで雄平は「あそこは取ってあげないと、ピッチャーにもチームにも申し訳ない」と反省した。

東北高校出身の雄平、震災から4年に「全力プレーを見て。元気になってもらいたい」

 それでも「本当に全力でプレーするしかないので、切り替えてプレーしました」。直後の4回の攻撃で2死から右翼線への二塁打で出塁し、山田のタイムリーで生還。さらに、8回は無死1、3塁でセンターへと抜ける勝ち越し打。筒香、松田に続く3連続タイムリーで逆転に成功した。

 「状況を把握して、内野が下がっていたので、内野ゴロでも1点、外野フライでも1点という気持ちを持って打席に入りました」と冷静さも光った。小久保監督も「その(勝ち越し打)前の守備で球際のところで悔しい思いしてたので、ああいう後できっちり打てるところが彼の強さですね。我慢して使い続けた期待に応えてくれた」と評価した。

 日の丸を背負ってのプレーに、雄平は「光栄ですし、もっともっとうまくなりたいと思った」と言う。さらに特別な思いもあった。11日で東日本大震災から4年。東北高校出身の30歳は「野球でしか(被災者に)元気を与えられないんですけど、少しでも全力プレーを見て、元気になってもらいたいなと思っています」と話した。その言葉を証明する活躍で、侍ジャパンを勝利に導いた。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

日本通運は侍ジャパンを応援しています。

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