自身初の開幕投手へ 中日・山井大介が秘める魅力

大舞台ほど力を発揮する右腕、敵地での開幕戦で阪神打線を封じられるか

 近年は調子の悪い試合でも、粘りの投球で白星をつかむ安定感を身に着けたことが好成績につながっているが、以前から備えている大きな魅力もある。

 山井には1、2年に一度、究極の集中状態“ゾーン”のような境地に入ることがあるという。

 狙って「アドレナリンが出ているのが分かる」という、その状態になれるわけではない。しかし、例えば今も語り継がれる8回完全投球を見せた 2007年日本シリーズのように。ひとたびスイッチが入れば、思うように打者を手玉に取ることが可能となる。

 中日は2年連続でBクラスに沈み、今季も下馬評では苦戦が予想されている。そうした中で、敵地で迎える開幕戦。大舞台ほど力を発揮する右腕が“ゾーン”に入り、猛虎打線をねじ伏せる展開となれば、チームに勇気を与え、勢い付かせることは間違いない。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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