ヤンキース共同オーナー、田中将大の右肘に「心配無用」

「春には完璧にノーマルになった」

 ヤンキースのハル・スタインブレナー共同オーナーが田中将大投手の肘の状態について「心配無用」とコメントしている。地元テレビ局「YESネットワーク」とESPNラジオの共同インタビューで語ったもの。

「田中がマウンドに上がるたびに、ファンが息を飲んで見守っている状況をどう思うか?」

 こう質問を受けたスタインブレナー氏は「私は毎日のように関わっているが、昨年、彼はリハビリを問題なくやり遂げた。オフシーズンは気分よく過ごし、春には完璧にノーマルになった。だから私は心配していない」と語っている。

 昨年7月に右肘靭帯部分断裂が判明した際に複数の医師の診断で手術を選択しなかったことについては「私はドクターではないし、どちらかといえば、その分野に関しては詳しくない方だ」としながらも、「彼は注射を受けた。それだけだ。注射を1度打ち、リハビリのプログラムを行った。そして、去年2試合先発することができた。そして、この春も痛みを訴え出ていない」と説明している。

 共同オーナーも期待を寄せる田中は自身初のメジャー開幕投手を務めることが決定。4月6日(日本時間7日)のブルージェイズ戦(ヤンキースタジアム)でどんな投球を見せてくれるのか。注目度は高まるばかりだ。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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