米紙が田中将大に厳しい見方 今季の“不成功予想ランク”で3位に選出

1位から5位に選出されたのは?

 また、1位に選ばれているのは昨季ワールドシリーズ王者ジャイアンツからフリーエージェント(FA)でレッドソックスに加入したパブロ・サンドバル内野手で、「4月の最初のスランプでフェンウェイパークでブーイングが聞こえ始める。真夏には挑戦的な言葉を浴びせられるようになり、秋にはサンフランシスコでの日々がいかに素晴らしかったのか気付くことになる」と言及。

 2位にはオリオールズで昨年本塁打王となり、マリナーズにFAで移籍したネルソン・クルーズ外野手が選出されており、昨季40本塁打、108打点でオリオールズのア・リーグ東地区制覇に貢献したスラッガーはヒットの出にくい打者泣かせのセーフコ・フィールドで苦しむことになるとしている。

 田中に続く4位に入っているのはア・リーグ西地区のタンパベイ・レイズ。寸評では「すでに選手層の薄いレイズは故障者の登場によりチームは弱体化。ついにデビル・レイズ時代のようになってしまう。90敗と空席の目立つトロピカーナ・フィールドだ」と今季の不振を予想。5位はア・リーグ中地区の強豪タイガースを選出しており、「強烈なラインナップと先発陣も永遠に悲惨なブルペンを支えきれない」としている。

 田中に関しては、ヤンキースのエースとして大きな期待を寄せられる反面、右肘の負傷を懸念する声が後を絶たず、殿堂入りを果たしている名投手のペドロ・マルティネス氏からも負傷の再発を警告されたばかり。

 MLBでもトミー・ジョン手術が頻出しているだけに、田中に対する不安もそう簡単に消えないだろう。今季はシーズンを通して活躍し、そんな厳しい見方を吹き飛ばしたいところだ。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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