広島、逆転許し、12回延長サヨナラ負けで泥沼6連敗 今季延長戦は4戦全敗

昨年6月14日のロッテ戦で9連敗を喫して以来の6連敗

 広島が5日、ナゴヤドームでの中日戦で4-5で延長サヨナラ負けを喫し、今季泥沼の6連敗となった。4-4で延長に突入し、12回に一岡が1死満塁から小笠原にサヨナラ打を許し、競り負けた。

 先発の福井優也が初回に2点を失うも2回以降は粘りの投球を見せ、6回を6安打7奪三振4四死球2失点。チームも5回に一気に4点を奪い、逆転に成功したが、7回、8回と1点ずつを返されて同点にされると、延長へ突入。

 9回からマウンドに上がったヒースが10回2死二塁の場面で高橋周にセンター前に弾き返されるも、丸がホームに好返球し、生還を許さない。

 しかし12回、一岡がピンチを招く。先頭のルナに四球を与えると、井領が代走へ。代打の堂上に送りバントを許し、続くエルナンデスとの勝負を避けて一、二塁。藤井にも四球を与えて満塁となる。ここで代打の小笠原にレフト前ヒットを許し、サヨナラ負けを喫した。

 広島は昨年6月14日のロッテ戦で9連敗を喫して以来の6連敗。これで今季延長に突入した4試合は全敗と厳しい結果となった。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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