イチローを慕う有望株も主役の1人? マーリンズの爆笑珍プレーが話題に

オズナの“演技”は「ナイストライ」?

 最初に挙げられているのは、センターのマルセル・オズナの守備だ。6回2死走者なしの場面で、オズナはセンター前に落ちるかというライナーに飛び込んだ。ギリギリのプレーで打球をつかむことはできず、ボールは斜め後方に転がってしまう。しかし、本人はすぐに捕球したとアピール。グラブを掲げるオズナと芝生の上を転がるボールが同じ画面に収まるという、滑稽な構図が出来上がっている。


マルセル・オズナの珍プレー動画

「マルセル・オズナは外野でダイビングキャッチしたと思ったが、ボールは彼の右斜め後ろにある。我々は皆、笑い転げた。なぜなら我々からは彼の失敗が見える。ボールはすぐそこだ。オズナは、彼の名誉のために言っておくと、ボールを取ったかのように見せるべく最善を尽くしたのだ。ナイストライ」

 記事では、このプレーを面白おかしく紹介している。オズナはイチローを慕い、キャンプ中から日本語を教わるなど、親交を深めている。実力も高く評価される期待の有望株だが、この試合では珍プレーで目立ってしまった。

 もう1つは1点を追う8回のディー・ゴードンのプレー。昨季、ドジャースでリーグトップの64盗塁をマークした韋駄天は、1死走者なしでセーフティー・バントを試み、三塁側にボールを転がした。しかし、ゴードンは一塁へ向かって数歩走ったところで前のめりに転倒。アウトとなった。

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