Aロッドの今季初本塁打に本拠地が沸騰 通算655号で歴代4位に5本差

待望の一発に指揮官絶叫、田中もタッチ

 禁止薬物使用問題で昨年は公式戦出場停止となっていたヤンキースのアレックス・ロドリゲス内野手が、9日(日本時間10日)のブルージェイズ戦で復帰後初ホームランを放った。

 1-5で迎えた6回、先頭打者として打席に立ったAロッドは、相手先発ダニエル・ノリス投手の投じた2球目の89マイル(約143キロ)の速球をフルスイング。大飛球がレフトスタンドに突き刺さると、本拠地ヤンキースタジアムは沸騰し、大歓声が沸き起こった。

 2013年9月20日のジャイアンツ戦以来となる今季初本塁打。自身通算655本目で、MLB歴代4位のウィリー・メイズ(660本)に5本差に迫った。

 復活の一発に、ベンチで見守っていたジョー・ジラルディ監督も絶叫。指揮官がハイタッチでAロッドを迎え入れると、この日、登板日ではなかった田中将大投手もタッチで祝福した。

 Aロッドは「2番・DH」で先発。Aロッドの本塁打で勢いに乗ったヤンキースは、1死後にマーク・テシェイラ内野手もソロホームランで続いた。6回終了時点で3-5と2点差。復活した問題児が待望の一発で、反撃の口火を切った。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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