六大学野球に新たな歴史は刻まれるのか 歴代最多安打に挑む明大・高山

11日開幕、27本に迫る記録更新へ「自分にとって、超えなければいけない数字」

 高田繁、高橋由伸、岡田彰布、鳥谷敬、谷沢健一……。のちにプロ球界でも名を馳せた東京六大学のスター選手たちの記録に、1人の若武者が立ち向かう。

 11日に神宮球場で幕を開ける東京六大学野球春季リーグ。2015年の主役となるのが、明大・高山俊だ。リーグを代表する「安打製造機」がこれまで積み上げた安打数は100。今年は一つの歴史的な偉業がかかっている。

 明大の先輩でもある高田繁氏(元巨人、現DeNA・GM)が持つ「歴代最多安打記録(127本)」を視界に捉えているのだ。

「自分にとって、そこは超えなければいけない数字。一つの目標にしながら、やっていきたい」

 高山は、大記録への挑戦をメディアに包み隠すことなく、公言している。

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