スタントンが25歳で球団本塁打記録を更新 メッツ戦で待望の今季初本塁打

メッツ戦の初回に先制2ラン、通算155本で球団記録更新

 マーリンズの主砲、ジャンカルロ・スタントン外野手が16日(日本時間17日)、メッツ戦の初回に今季第1号となる2ランホームランを放ち、25歳の若さでマーリンズの球団最多本塁打記録を更新した。

 昨年の本塁打王がついに目覚めた。1回1死一塁の場面でディロン・ジー投手の8球目をフルスイング。右中間に先制のツーランホームランを叩き込んだ。

 これでマーリンズでの通算本塁打が155本となり、球団最多記録となった。これまで並んでいたダン・アグラ内野手(現ナショナルズ)の154本が2位。3位は現レッドソックスのハンリー・ラミレス外野手の148本、4位はマイク・ローウェル氏の143本、5位は現タイガースのミゲル・カブレラ内野手の138本となっている。

 昨年11月にマーリンズと13年総額3億2500万ドル(約386億円)というプロスポーツ史上最高の総年俸で契約を更新したスラッガーは、昨年終盤に顔面に死球を受け、顔面骨折などの重傷を負った。今季もヘルメットにフェイスガードを装着しながらのバッティングとなっており、メンタル面の後遺症も危惧されていたが、その不安を払拭する一発となった。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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