イチローがNY紙に語った“本音” ヤ軍からの移籍は「すごく高い確率だった」

「ヤンキースでは難しい経験をすることがあったけれど、それらの経験は役に立っている」

 記事では「イチローは昨年359打席に立ち、打率2割8分4厘だったが、いつ、どう起用されるのか、少し一貫性がなかった。だから、彼は昨年終盤にヤンキースにまた戻って来ることにさして興味がなかった」と報じている。

 イチローは「100%ではありませんが、僕が(ヤンキースに)戻らないことはすごく高い確率だった」と通訳を介して語ったという。

 41歳のベテランは今季、マーリンズに4番目の外野手として加入。メジャー最強と称される平均年齢24歳の外野トリオを擁するチームにおいて、代打などで毎試合出場している。ただ、10試合を消化した16日時点での打撃成績は17打数4安打。遅刻により起用を見送られたマルセル・オズナ、背中の張りを訴えたクリスチャン・イエリッチに代わって3試合に先発したものの、昨年ほど打席数を確保することはできないかもしれない。

 それでも、イチローは新天地でのプレーを心から楽しんでいるようだ。

「もしも、自分の役割が分かっていたら、準備がしやすくなる。それはフィジカル的にだけではなくて、メンタル的にも。ヤンキースでは難しい経験をすることがあったけれど、それらの経験は(現在)僕の役に立っているし、(これからも)役に立ち続ける」

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY