マ軍7勝中、6勝がイチロー先発 正左翼手のヘルニアでさらに重要な存在に

ナショナルズ戦で日米通算1968得点をマーク、しばらく「レギュラー・イチロー」に

 マーリンズのイチロー外野手は25日(日本時間26日)、本拠地でのナショナルズ戦に「7番・レフト」で先発出場し、日米通算1968得点目をマークした。王貞治氏を抜き、日本の最多得点記録を更新したレジェンドは今季、4番目の外野手としてチームに新加入したが、5試合連続先発で躍動している。

 マーリンズはここまで7勝を挙げているが、そのうち6勝はイチローがスタメンで出場した試合。その存在感は絶大だ。さらに、レギュラー左翼手のクリスチャン・イエリッチ外野手が精密検査の結果、椎間板ヘルニアと診断されたために、当分の間は先発としての活躍が求められることになったと地元紙「パームビーチ・ポスト」が報じている。

 またしても金字塔を打ち立てたイチローはこの日、4打数2安打1得点の活躍を見せた。マーリンズは8-0の快勝で今季初の4連勝。打率2割8分6厘としたイチローは勝利に大きく貢献した。

 今季は全18試合に出場。うち9試合で先発出場しており、そのうち6試合でチームは勝利を挙げている。イチローがベンチスタートでチーム勝ったのは1試合だけだ。「4番目の外野手」という立場を早くも覆すほどの存在感を発揮しているが、「レギュラー・イチロー」の勇姿はしばらく目にすることができそうだ。

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