先発陣の保護へヤ軍が先発6人制導入 田中将大は中5日で30日に先発へ

1日多く休みを与えられた田中はレイズ戦で好投できるか

「今、何か変更が起こるか? イエスだ。何になるか分からないが、それが我々の考えだ」

 ジョー・ジラルディ監督は先発6人制導入についてこう語っていたという。

 田中のみならず、ヤンキースの先発投手陣には懸念材料が多い。CC・サバシア投手は昨年、右ひざを手術してシーズンの大半を棒に振った。マイケル・ピネダ投手も広背筋の故障で昨季途中に長期離脱していた。不安を抱える先発陣にエクストラな登板間隔を与えることで、コンディション維持と故障防止を図るというのがヤンキース首脳陣の狙いのようだ。

 4月17日にスタートした連戦の中、28日のレイズ戦でちょうどローテーションは開幕から3巡目を迎える。タイミングを見計らった6人ローテーションの部分導入で1日多く休養を手にすることができた田中には、レイズ戦で更なる好投が期待される。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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