上原浩治の今季2勝目に地元メディアも安堵 「ウエハラ復活」「完璧な投球」

前回登板はサヨナラ被弾、ファストボールの割合上昇は「歓迎すべき兆候」

 上原は25日のオリオールズ戦で1点リードの延長10回に2失点。最後は痛恨のサヨナラ被弾で敗戦投手となっていた。

 しかし、この日の快投を受け、ESPNでは「ウエハラ復活」と速報で高く評価。「苦難の数試合を経て、クローザーのコウジ・ウエハラはブルージェイズ相手に9回に完璧な投球を見せた。2三振とフライ。特筆すべきは16球中にファストボールは4球だったこと。(不調時に)90パーセント近くスプリットを投げてきた40歳にとっては歓迎すべき兆候だ」と指摘している。

 MLB公式サイトの速報によると、この日の投球内容はスプリットが11球、ファストボールが4球で、スライダーが1球と分析されている。ファストボールの割合が25パーセントまで上昇したことが、完調への兆しだという。

 上原は今季6試合に登板。2勝1敗3セーブで防御率は3.38となっている。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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