一軍目指すDeNA三浦大輔が胸中激白 「思い描いたような状況になってきた」

二軍で調整するハマの番長は現状をどう感じているのか

 今季、DeNAが奮闘している。昨季まで9年連続Bクラスと低迷したものの、今季は開幕で出遅れることなく、一時は8年ぶりの単独首位に立った。今も勝率5割以上を維持しており、上位を狙える位置につける。

 そのチームの輪の中に、チームの柱となるベテラン右腕・三浦大輔の姿はない。いつもはあの眩い照明のもと、先発ローテーションで登板していたのに、今年は開幕ローテーションに入れず、いまだ二軍で調整中だ。

 今年は選手兼任コーチになって2シーズン目。

 1年目の昨季は歴代3位タイとなる22年連続勝利を達成し、8月の月間MVPを獲得。5勝6敗と負け越したものの存在感を示している。

 41歳で迎えた今季、二軍で若手とともに練習を積みながら、現状についてどう感じているのか。二軍の練習が行われている横須賀に足を運ぶと、番長はいつもと変わらない笑顔を浮かべながら、チームへの思い、同級生への思い、そして今後の野球人生への思いを語ってくれた。

「思い描いたような状況になってきているかなって思う」

――というと?

「何年か前に言ったことがあると思うけど、俺が5番手、6番手になるようにならなきゃだめだって。今までは、若い選手がなかなか出てこなかったけど、今シーズンは、高崎、三嶋、山口、井納と活躍している。そのような状況になってきているからね」

――三浦投手ももちろん一軍で投げることは当然あきらめていないですよね。

「もちろん、1選手としては、まだまだ負けるつもりもないし、虎視眈々と一軍の先発の座を狙ってるよ。ファームだからって、あきらめたわけではないし。毎日横須賀で練習しながら、1コーチとしては若い選手と話をしたりして、勉強させてもらっているよ」

―― 一軍のマウンドを狙っている選手なのに、正直コーチという肩書が邪魔だと思ったことはないんですか?

「ん?? 邪魔? ないないない。全部のコーチミーティングに入っているわけじゃなく、時には選手業優先で動いているし。現役で選手をしながらコーチ業の勉強ができていることって、なかなかない機会だと思うし。引退してからはできるけど、現役だからこそできるってのはありがたいことかな」

「俺、野球好きだな」と半分笑いながら、その裏に隠された強い意志を垣間見せた。

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