快挙の“番長”三浦 「みんなに勝たせてもらって」歴代1位タイ23年連続勝利

6回111球7安打3失点で今季初登板初勝利、「緊張しました。やっと開幕できました」

 DeNAの三浦大輔投手が本拠地でのヤクルト戦で今季初登板し、6回7安打3失点(自責2)の好投で、歴代1位タイの23年連続勝利を挙げた。1993年にプロ初勝利を挙げ、毎年、白星を重ねてきた。ハマの番長の熱投でDeNAは5-4で勝利。4連勝とした。

 持ち味の丁寧な投球で快挙を達成した三浦は、試合後にお立ち台に上がり、超満員で埋まった横浜スタジアムのファンから大歓声を浴びた。

「緊張しました。やっと開幕できました」

 今季は初登板をこう振り返った番長。6回111球の熱投について聞かれると「高城が引っ張ってくれて、野手のみんなも本当に引っ張ってくれて、助けられました。ありがとうございます!」と、まずはチームメートへの感謝の言葉を口にした。

 23年連続勝利は、工藤公康(現ソフトバンク監督)の1985~07年、中日・山本昌の88~10年に並び、歴代トップタイ。今季初登板で偉大なプロ野球記録に並んだ。それでも、41歳のベテラン右腕は謙虚に振り返る。

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