ナ軍内野手の快打で改めて注目 イチローが偉人と並ぶ伝説的な記録とは

早くもシーズン2度の5打数5安打、過去にシーズン3度達成は4人の偉人とイチローのみ

 5月中旬で早くもシーズン2度目の5打数5安打をマークしたエスコバルだが、ESPNによると、これを上回るシーズン3度の5打数5安打を記録したのは1914年以降では5人のみ。タイ・カッブ、トリス・スピーカー、スタン・ミュージアル、トニー・グウィン、そして2004年のイチローとなっている。

 現役のイチロー以外は野球殿堂入りを果たしており、歴代安打記録のランキングでは、カッブが2位(4189本)、ミュージアルが4位(3630本)、スピーカーが5位(3514本)、グウィンが19位(3141本)に位置している。

 イチローもメジャーでは歴代43位の通算2868安打ながら、日米通算では4146本とカッブに次ぐ数で、引退後は殿堂入りが確実と言われている。エスコバルが驚異的な打撃を見せたことで、イチローがこれらの伝説的な選手たちと肩を並べる存在であることが改めてクローズアップされた形だ。

 エスコバルはこの日の5安打でリーグ5位の打率.342にまで上昇している。今季中に再び5打数5安打を記録し、イチローを含む偉人たちの記録に並べるだろうか。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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