田中将大が3度目のブルペン投球へ 故障後初の実戦登板は22日に先送り

「もう一回、ブルペンで投げてもらうのは、シャープであると確信してもらうため」

「我々がもう一回、彼にブルペンで投げてもらうのは、良かれと思ってのこと。彼がシャープであると確信してもらうためだ。一歩一歩進んでいかなければいけない。月曜のブルペンの後に、彼がどう感じるか。それがうまくいけば、リハビリの試合で先発する。その反応によって、彼の球数を増やしている。3イニングか4イニング限定で起用するということはしたくない」

 指揮官はこのように説明。昨年7月に右ひじ靭帯部分断裂と診断され、約2か月半離脱した田中に関しては、今年に入ってからもかなり慎重な調整と起用法が続いている。

 今季は好調なヤンキースだが、田中の代わりにメジャー昇格したチェース・ホイットリー投手は右肘靭帯損傷でDL入り。18日(同19日)のチームドクターによる診断結果次第では、トミー・ジョン手術を受ける可能性が高まっている。

 田中には万全な状況で復帰させたいと、指揮官は考えているようだ。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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