マーリンズ名物オーナーがまた大ナタ 監督解任に「ローリアの狂った世界」

「可哀想なマイク・レドモンド」、世界一に輝いた03年と同じ16勝22敗での解任劇

 イチロー外野手の所属するマーリンズが、16勝22敗という成績不振を理由にマイク・レドモンド監督の解任を発表した。これまで数々の監督解任やファイヤーセールを繰り返してきた名物オーナーのジェフリー・ローリア氏の振るった大ナタに、暗黒の歴史が再びクローズアップされている。

 ESPNは「マイク・レドモンドはマーリンズのシーズン途中の解雇の長いリストに加わった」と特集している。

 モントリオール・エクスポズのオーナーだったローリア氏は2002年にマーリンズを買収したが、2球団にまたがる17年間のオーナー生活で、すでに9人の監督を雇ってきたという。

 記事では「可哀想なマイク・レドモンド」と同情しながらも、「彼はジェフリー・ローリアが有する事業の従業員たる運命を理解していたと考えるべきだ。ローリアの狂った世界において一貫した真実があるとすればそれは、彼がお金を払っているか否かを問わず、彼のチームは徹底して監督を代替可能な商品のように扱ってきたことだ」と指摘している。

 19日(日本時間20日)にローリア政権下で10人目の監督が発表されるが、シーズン中の監督解任に踏み切ったのは5度目だという。マーリンズを買収後の2003年には、16勝22敗の段階でジェフ・トーボーグを解任し、ジャック・マッキーオンを招聘。この時にはチームは急上昇し、ワールドシリーズを制覇している。今回のレドモンド解任は、その時と同じ16勝22敗での荒療治となった。

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