レギュラー落ち危機の青木宣親、4試合ぶり先発で3安打3打点1盗塁の大活躍

「ノリは今後も大半の部分でプレーすることになる」が、ブランコは「ラインナップから外すことは難しい」

 MLB公式サイトによると、ボウチー監督は「我々にはとても才能豊かな外野手が何人も存在する。そして、全員が試合に出たがっている。かなり利己的ではないグループなので、私の仕事はやりやすくなっている」と語ったという。

 地元メディアは、青木が3試合連続で先発落ちとなった16日のレッズ戦前にボウチー監督と面談し、打撃好調のブランコに当面は1番打者を任せることを伝えられたと報じていた。指揮官は、17日に限っては青木を先発させる方針を当初から明かしていたが、そこで日本人野手がきっちりと結果を残したことで、各選手の起用法に嬉しい悲鳴を上げることになりそうだ。

「ノリは今後も大半の部分でプレーすることになると思う。ブランコに関しては、彼を満足させることができていない。毎年のポストシーズンで先発してくれている選手が、試合に出る機会があまりない。そして、彼は準備が出来ていて、プレータイムを手にした。今は彼をラインナップから外すことは難しい」

 2012年からジャイアンツでプレーし、2度のワールドシリーズ優勝に貢献しているブランコは、17日のレッズ戦で「7番・センター」で先発。4打数1安打1打点1四球だった。最近の先発6試合で4度のマルチヒットをマークするなど当たっており、名将は現時点でメンバーから外すことの難しさを明らかにしている。

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