ヤクルト、両軍合わせ13投手投入の激闘制す 延長11回に畠山が劇的サヨナラ打

ヤクルトは首位DeNAとの3連戦で勝ち越しに成功

 ヤクルトは本拠地で行われた首位・DeNAとの一戦を、畠山の劇的なサヨナラタイムリーで制した。畠山は先制タイムリーを含む3安打2打点の活躍。延長11回、両軍合わせて13人の投手がマウンドに上がった熱戦を4-3と制したヤクルトは、このカードの勝ち越しを決めた。

 ヤクルト成瀬、DeNA三嶋の先発で始まった試合は、1回裏にいきなり動く。ヤクルトは先頭の山田がストレートのフォアボールで出塁すると、盗塁と内野ゴロで2死三塁。ここで畠山がライトへタイムリーを放ち、幸先良く先制する。

 DeNAは4回表、先頭の白崎がレフトへのツーベースで出塁すると、1死後、前日2本のホームランを放った4番・筒香が成瀬の投じた内角への一球をすくい上げると、打球はライトスタンドポール際へ飛び込む逆転の10号ツーランホームラン。4番の一発で、DeNAが逆転に成功する。DeNAはこの回、高城のタイムリーツーベースでさらに1点を追加し、3-1とリードを広げる。

 6回表、DeNAは1死からロペスのヒットと関根の四球で2死一、二塁とすると、ヤクルトベンチはここで成瀬を諦め、徳山をマウンドへ送る。すると徳山は高城を歩かせ満塁とするが、三嶋を空振り三振に打ち取りピンチを切り抜ける。

 その裏、ヤクルトは畠山のツーベースを足がかりにチャンスを作ると、2死からミレッジがレフトへタイムリーを放ち1点差に迫る。さらに今浪が歩き、中村がレフトへのタイムリーヒットで3-3の同点に。

 ヤクルトは9回裏、DeNA4番手のエレラを攻める。先頭の中村がライト前ヒットで出塁すると、1死から山田がライトへのヒットで続き一、二塁。上田の内野ゴロの間にランナーがそれぞれ進塁し2死二、三塁、一打サヨナラの場面で打席には川端が入る。しかしここは低めの変化球に手を出しセカンドゴロに倒れ、試合は延長戦へ突入。

 10回表、ヤクルトは6番手の久古をマウンドへ送る。DeNAは先頭の石川がライト前ヒットで出塁、犠打と四球で1死一、二塁とチャンスを広げる。筒香は初球を打ち上げてレフトフライに倒れるが、代わった秋吉からロペスが四球を選んでツーアウトながら満塁のチャンス。ここでバルディリスはファーストへのハーフライナーに倒れ、DeNAは勝ち越しのチャンスを生かせない。

 延長11回裏、ヤクルトはDeNA小杉に簡単に2死とされるが、そこから山田、田中浩が連打で一、二塁とすると、続く川端がサードへの内野安打を放ち満塁に。

 ここで打席に立った畠山は2球目を打ち上げファールフライに終わったかと思われたが、これをサードの白崎が落球。命拾いした畠山は直後、真ん中に入った変化球を叩くと、打球はレフトの頭上を越えるサヨナラタイムリーヒット。

 両軍合わせて13人の投手がマウンドに上がった熱戦は、畠山の一打でヤクルトが制した。ヤクルトは首位・DeNAとの3連戦を勝ち越し、DeNAはチーム記録となる8カード連続の勝ち越しはならなかった。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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